食と温暖化と自然の掟  アシリレラ

儲け優先で輸入にたよると

今の私たちの生活から、昔のように自然と共存する生活は無理だとしても、自然を大切にする生活環境へと、考え方や生活してゆく経済社会を立て直す努力はできるはず・・・。
 誰もが、何か地球に起きているかもしれん、それが何なのかが良くわからんけど・・・危機感は、動物本能で感じていても、それだから、何か行動を移さねばいけないと、考えてもそれが何なのか?何をすればわからん人(新人類)や文明人はわからなくされている。お金が必要な社会と、デスクノウハウの教育社会におかれ、頭と首がつながっていない。
 考える事と行動と実際に関わる事とは異なって、夢と現実がグチャグチャになり、社会に出たら、学んだこととは違う世界があり、使い物にならないと矛盾がおき、うつ病やノイローゼになったりと、世の中のウソにどぎまぎして、学んだことは何なのかとなる。
 生産能力はなく、お金で何でも解決つく金社会に生活するから、食の生活が、どんな流通で食卓にあるのかがわからん。
 お金の取引で、毎日のように家畜として殺されてる生命の重さがわからないだけじゃなく、どのように大量の農薬が使われているのかさえもわからん。
 日本は自国の胃袋は、自分たちの力でまかなおうという努力をせず、安価で入り、利益に繋がる輸入にばかり頼った結果が・・・最近の食糧事情がおき、大量農薬散布を強いる状況を生み出す結果となる。
 おのずから大量生産を強いられ、虫食いなしの姿や形の要望や、農薬のお勧めあらば・・・どんどん農薬散布生産が行われる。
 日本の中間企業は、日本生産の「ラベル」を張り替え、店頭に並ぶ・・・大量消費は利益団体にとって、これほど欲望をそそるものはない。
 儲けすぎた結果が、ギョウザに限らず起きる。消費者だって、家庭経済を考えるならば、当然買ってあたりまえ。ただでさえ、大変な時代だもの、安いし量があれば・・・。だが、しかし、消費者も考える時代が来たでしょう。
 形や色を問わず・・・土のついた新鮮さや、安全と味に、耳をかたむけて見ましょう。
 全ての食糧事情に、相互に責任を感じ話し合わなければなりません。
 食」の輸入に頼らざらるを得ない状況におかれている。何が原因し、何が起きたのか?
 「コスト」の安い輸入により、儲けが生じ、それらの儲けは、国内の農業や酪農、漁業に置かれ、どのような損失と、農業は大量の生産があるところに、大量農薬散布ありで、どの国におかれてもあってしかりであり、自給自立をせず・・・胃袋を他国に預けて、利益のみむさぼれば・・・当然のごとく、「ギョウザ事件」に限らず、遅かれ早かれ発覚するに決まってる。
 その上にありとあらゆる添加物や防腐剤、着色剤と「ガン」にならないほうがおかしい。
  


 
 人も自然、お互い生かす知恵

昔は虫食いや傷のあるものがあって当たり前で、カラサオ(豆叩き棒)で、割れた豆も、鍋に入れて一緒に煮て、ぜんざいにしたり、アンコにして食べたりしたものだが・・・
 今の店頭に並んでいるのは、きれいで形が整っていて、欠けらもない。
 悪いのや、形の欠けたモノは、作った農家の人が食べてるのだろうか?
 子供の頃、人糞をかつがされ、畑に運んで山の腐葉土を混ぜ込み植えた作物は、ゴロゴロと大きく、スイカもカボチャも、野菜も成長し、肥料もなかったのにあんなにできてたのは自然の力(エネルギー)そのものだった。
 人糞だって、悪いモノなど食べていないから、貴重なものであった。
 道路に落としている馬糞だって、ほとんどが草の固まりで・・・今の馬のエサみたいに薬品や農薬牧草などはないから、まさに大地から頂いて大地に返すのとおり、馬糞も袋に入れてきて畑の根本においていた。
 その場所は、みごとなキューリが実ってたのを記憶している。母親の知恵に感心したものだ。
 海外に行ったときも、「先住民族交流」での農家の人たちは、外や畑に大小便をするようにいわれた。子供の頃に、山で野原で野小便や大便をしたので・・・あまり気にならず・・・できたが、他の人は、水洗トイレで慣れているせいか、シドロモドロしながら、野小便をしていたのを覚えている。
 森や海や川が、美しくあれ!と願うのは、当然の事で・・・大切な、動植物、人類の生命の資源だし、人間だけのものじゃないし・・・。
 自然の英知は学ぶものが大きい。山での大小便も、チリ紙があるが・・・昔のように、フキの葉やヨモギの葉で拭くと病気にならない。「拭くのと消毒」ができるので・・・やってみてください。
 その後は足で土をかけて下さいね。誰かが踏むと困るから、その後は土の虫たちが・・・腐葉土に変え、植物の生長を約束してくれる。

 (続く)                       平成20年7月         婦人民主クラブ 

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