昆布シト              昆布は油で揚げてすり鉢で
                   すり合わせ砂糖(トペニ)昔は
団子は(シト)           イタヤの樹液を用いた。塩(シ
米の粉がよいでしょう。     ッポ)を好みの味付けする
ラタシケップ            カボチャの場合も豆との合わせるのが多く
                   カボチャ、豆(アンズキ)、クルミ(ヤムニ)等も        

ジャガイモとすじこ        加えると良い。
を混ぜても食べた。       アハ(土豆)ツル科の土の下の豆を入れた。
            
                   ジャガイモとトウモロコシも入れて塩、砂糖を
                   少々入れる。

この二種類、あるいは       豆は煮出した汁を一度捨ててあくをぬく 
三種類でも良し、         もう一度冷や水を入れて煮て、トウモロコシ
この時にシコロの実は、      クルミを入れる。(これは入れずとも良い)
一度煮出して苦味を      煮だったら、米の粉を水でとき・・・
取りそれは取っておき、     *静かに流しこみながら手早くまぜる。
胃の薬〜その後のものを    昔の様に肉魚の油の代りバターを今は使っ
上の中にいれる。        てる様だ

          

              カム、チェップ、オハウ      

                      肉(カム) 魚(チェップ) 汁もの(オハウ

  ルル=(塩汁)の意でル      ユクカム     (鹿の肉)
  ルでもおかしくない。        キムンカム    (熊の肉)
                      チカップオハウ (鳥の汁)
                      チェップ、オハウ (魚の汁)
                      キナ、オハウ   (山菜の汁


                その外の山菜
 
 (1)ワラビ (ワランビ)   一本菜は、貴重なものでトリカブトに似ていて、間違うので用心する。
 
(2)ソルマ (ゼンマイ)    
 (3)ミチバ (三つ葉)
 (4)フキ  (コルコニ)    一本菜は、どのオハウにも必要な
 (5)プクサ (キトピロ)    ものとされていた。
 (6)プクサ、キナ (一本菜)
                  *プクサとプクサ、キナは重要な山
                      菜と考えていたようだ。

  豚の皮とか腸は、和人はすてていったものを
 アイヌ民族と朝鮮民族は、拾っていったと馬鹿にしたもの
 だがその調理の仕方は、二つの人種は、上手
 にこなして
 *料理をし、その皮の捨てた部分を煮て、きざ
 み(プクサ)をラタシケップ(塩と味噌合え)をした。
  味噌と正油を発明したのも朝鮮人だと言う。
  民族の保存は、色んな  の知識を生み出し
 たようだ!!
  尚、頭も捨てて埋める所も貰ってオンカミをし  
 て(プクサ ネギを合える)チタタップのようにし
 て、脳ずいと混ぜて作ってバターを合えたよう
 に美味しかったとか、−!!

  アイヌはプクサ      と、この人種はフラウェ、クル(フラルイ、クル) 臭い人と  
 朝鮮民族はニンニク   呼んだようだ!!

  
 ソルマ(ぜんまい)を肉から取れた油でイタメて塩味で食す!!
            ソルマの保存は、よくもみながら干す。

 
 シケレペキナ、(沼地近くに植生するもの)は、ゆでて干し、冬に  
          戻して豆と煮てラタシケップとして、ト゜レップの粉
          で混ぜ合わせて食べる(塩)

 
 コルコニ(ふき)も、同じくして、ラタシケップにして食べた。
 *一本菜は オハウキナとも言う。オハウによく使うからだ!!

 イナキビ(シプシケプ)      おわんに1杯〜2杯

 豆はかために煮ておく      おわんに2杯

 白米一升にといて         1升    を炊く  


 シト(団子)の中味は        ペカンペ(菱の実) 道東
 ラタシケップとアマム        ヤムニ(栗)     の道南
 (米あわ、ひえ)を入れ       クルミ(ネシコ)   の道南
 て団子にしたり、オハ        シケレペニ(シコロ)実 の道南
 ウにも入れた。

 
 病人になると、すじこ入りのかゆ (チポロ サヨ )
                      すじこ かゆ


 おかゆに、三度目にこしたシコロ (シケレペ サヨ)
 の実をいれたと言う。

 ト゜レップの粉を団子にして、ヒエがゆに入れた。  (ト゜レップ サヨ)               
                (ピヤパ サヨ)

 *アマム(ヒエ、アワ、イナキビ)に、プクサを入れて食べると一年中
 病気をしないと言われたと言うから  冬至の行事に似てるかもね。
  フキ(コルコニ)とかプクサの根は、ハシカやかっけにきく為によく
 オハウ、サヨにも使って 病魔を払う意味で重要だったようだ!!

  ウド(チマキナ かさぶたの草)は、不思議な精力を持つものとして、
 生のままきざんで水にさらして、生で食べたり、塩水につけて、漬け
 もののようにして食べたとも言う。おできが出来たらヒエのとぎ汁に
 つけてそのウドをつけると治ったそうです。


  ピットク(花うど)=これらの茎、(若いうち、花を咲くまえ)に刈り取って 
 シケレペ、キナと同じように干しておいたものを水にもどして(あくは干す
 ことにより抜けている)それらのものを豆と煮て、ト゜レップの粉をといて、
 混ぜてラタシケップ(トウモロコシ)とかにして食す。若い草の汁エゾニュウ
 も同じく料理する。          *花うどで花が咲くのはオスなので
                      薬草茶で飲み、食すのは、メスのみ
 *三ツ葉もオハウの香やく

  ヨモギ=は薬や魔除けに主に使用するが・・・
       お茶のようにしたり、病気の時はサヨに入れる

  エゾエンゴサク=イラ草は、ゆでて塩ゆで濃いめの湯でゆでてサヨで食べる
  
  アマニュウと同じ
  (チスイエ、)チュウヘイと言って
            山で食べて歩いたでしょう生で食べれるが
              これも、ラタシケップに用いた。


  ユクトパキナ
  (フッキソウ)
=冬も青々していて、鹿が食べにくる為に、ユク、キナとも
           言われて、この実の白い実は干して、ラタシケップの豆
  代りにも使ったと言う。葉と茎は風邪や産後にきくとして重要視された。
  (アユシ、トプ)根まがり竹も、塩漬けにして、山歩きにも重要したとか。 


         (ねずみの草)
   オオバコ(エンルム、キナ)    小さくきざんで塩入れて水にさらして、
   どんぐい(クッタル)         食べれる(今の人なら マヨネーズ)
   和名(イタドリ)            ごま油で食べるでしょう。)
     スッカンコ(スッカンポ) すっぱくて、食べれる草で食べた事あるでしょう。


  コクワ、ブドウ マタタビ ソバ モミジ、クワの実葉、クルミ赤ぶどう etc
 はおやつにもなった。  
               まだあるけどまたね


  ペネエモ(馬鈴薯)は渡来のものでイモと発音できずエモと発音していた
 ようです。だから男しゃくイモとも呼び海外を意味してる。畑に残ってるイモ
 や、畑にまき散らして、凍らせて、ペネ(凍れとける)頃に、皮をむき水にさ
 らし、何度も水を取り替え、しぼり、でんぷんを入れて混ぜる。


  ト゜レップ(うばゆり) 埋まってる根をきれいに洗い、つぶして、すりつぶし、
 水につけ、2〜3度水を取り替える。もっと取り替える人も居る。1番粉はまし
 で料理、二番目に水を取替え しぼったものは、サヨ(おかゆ)に入れると
 団子になる、三番目はオンカ(くさらす)は、干して冬かゆにして食べる



  ルイペ(凍らせたもの) レバーを凍らせて吊るしておき冬に少しずつ切って
 食べる。血が増える。ようかんのように美味しいとか。
  *おいしかった。


  カルシ(きのこ) 秋の味覚では、最高〜塩漬 オハウ、ルル、干して冬に
 食べる。


  コクワ(クッチ) (学名サルナシ) 山で直接食べる。食べ過ぎると、尻の穴
 がかゆくなる。これも、ブドウと同じで果実酒になる。


  ドングリとかトチの実は同じ皮をむき 柳の皮で編んだカゴ(篭)のようなもの
 に入れ、川で2〜3日さらしつぶしてからも何度も水をとりかえアクをぬき、トチ 
 モチ、ドングリモチとか


  ミチバとかピロは(ネギの玉)を言い。ネンは香とかを言い。オハウのスパイス
  ネンピロ     には必要な葉でした。
 (タマピロ)


  スンク(エゾ松)
の松カサについてる実は食べられて、焼いて皮をむいて食
 べる、リスも大好き


  カンカン(腸)       棒を入れて、中味を引っくり返して、川できれいに
  アネカンカン(小腸)   洗って、何度もあらい。塩でもみ洗う。今はホルモ
  ポロカンカン(大腸)   ン トンソクと呼び人気があるが昔は嫌われて、差
                 別されるものが食べるものだと言われたそうで、−

  マウ(ハマナス)
     ハマナスでタマサイ(首飾り)にもしたと言うが・・・
  現代は酒に漬ける。  中の実を取りのぞき 煮つめて、ハマボウフウをゆ
                でてつけて食べたときく。

  シャク           ゆでて食べるが 味が今一かな!!
  ツリガネ、ニンジン    根を焼いたり、煮たりする。
                 根はユリ科でサッパリする。


  シルニンジン=これらの根を、焼いて少しづつ食べると、お乳が出るように    
  (トペムク)   なるというよ!

  スベリ、ヒユー 地をはうつみきり草に似ていて、サッとゆでて 菜ものに使
           った。

  
  サイハイラン
   ランの葉に似てるもので 根がユリの根に似ていて、それ
  (ニマク コトム) を掘り、つぶしてサヨ(かゆ)に入れるとか、*ラタシケップ
            に入れた。


  カラハナソウ   これも根がユリの根が主焼いて食べたりヒエの飲いたのと   
  (コサ)      混ぜて こうじを作る。

  
  ト゜レップはでんぷんにする外に、生のまま灰の中に入れて、焼いて食べる。
  (うばゆり)    美味しい。

   
  ハツ(ぶどう)=ブドウ酒のようにしたり、干して、そのブドウを口に、一日2〜
           3粒食べると疲れがとれる

  ヤチウド=花ウドの青の濃いもので 塩漬、みそ漬が美味しい。(イタメたり)
        そのままでも チュツィエーのように食べれる。
         ケラアン、美味しい。
         ヤンケ(揚げる)天婦羅が良い
         山菜は油では弱くあくはすぐぬける。
        *エゾカンゾウの花もユリ科でチ、タ、タップに用いたと聞くがー

  エゾエンゴサク=エゾエンゴサクの根は深いので鹿の角のシッタップ(土を  
            掘るもの)を利用して掘る。マッ白できれいなユリの根に似
            た 丸い球根が出てくる。

  ササ(ウラシ)=は先のとがってる部分を 塩ゆでにして食べる 春頃の5月
           位の時期のが やわらかい。
            ウラシを食べて チュウヘイ、食べて、神の言葉を知る、と
           言って、ト゜スクルや仙人はこれを食べたとか

  
  ヤチブキ
=             川沿に生息します。それを取ってきて塩ゆでをして、
  (プイ)               水につけ何度も流してあくぬきをして、油をひいて、
  エゾリュウキンカ(学名)では   イタメてそのまま、食べるか オハウに入れても由!!


  木イチゴ               そのまま取って食べた。煮つめて、シトやアマムで食
  (エマウリ)              ス!!ほとんどは、おやつで食べた。
  ノヤ、エマウリ=野イチゴ

 
  タラの芽は、今では山菜の王様です。魔除けに木は家の前によしかけたりする。
  芽は天婦羅、昔は塩漬にした

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