アイヌモシリ一万年祭 |
期間 8月11日〜17日まで(*2009年度の場合)
*ここ2年ほどは、8月15日より早く開催されています。ポスター等で開催の日付の確認をしてからお越しください。
п@01457−2−2061 山道康子方
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山道康子(アシリ・レラ)さん |
康子さんはアイヌの聖地、北海道二風谷で子どもたちにアイヌ語と伝統文化を伝える「山道アイヌ語学校」を主宰している。さまざまな事情で預けられた10人もの子どもたちの親代わりをしながら、平和運動をつづけている。
オレの小説「風の子レラ」の主人公レラにいろいろな知恵を伝えるチュプばあちゃんは彼女がモデルだし、あとがきも書いてくれた。 この物語自体康子さんとの出会いがなかったら生まれなかった。オレは毎年北海道の二風谷にかよい、康子さんからアイヌの知恵を教わってきた。アメリカインディアンのデニス・バンクス、アマゾンのパブロ・アマリンゴとともに、康子さんはオレの人生でもっとも影響を受けた偉大なるシャーマンだ。 山道康子さんの略歴 1946年、苫小牧に近い鵡川に生まれる。 うそのような実話だが、彼女が生まれたとき、家のかまどに雷が落ちた。驚いた父親はこう言った。「この子は大泥棒か偉人になるべ」と。 中1のとき父を亡くし、18歳で結婚。 19歳で長男、22歳で次男を出産。 25歳のとき、夫を亡くす。夫は対向車をよけ、電柱に激突し、2ヶ月後に白血球が減り死んだ。 民芸店を営むが、火事で大やけどを負ったり、交通事故で大けがをしたり、苦境はつづく。 二風谷ダムが着工され、アイヌの大地を守るため反対運動をはじめる。 さまざまな嫌がらせにもめげず、彼女のまわりにさまざまな人々が集まってくる。 平成1年「アイヌモシリ1万年祭り」をはじめる。 「誰のためでもない。自分のため、子どもたちのためにも地球をきれいにしてカムイにかえしてあげないとね。アイヌ・ネノアン・アイヌ(人間らしい、人間)でありますように。 アイヌとは人間という意味です」 アシリ・レラ(山道康子) |
かんたんなアイヌ語 |
イランカラプテ(こんにちわ) イアイライケレ(ありがとう) アイヌ(人間、わたしたち) アイヌモシリ(人間の大地) カムイ(神様) シサム(隣人、日本人) ピリカ(美しい) マタンプシ(アイヌ模様のはちまき) ヌサ(祭壇) イナウ(ご神木) シノッチャ(歌) リムセ(踊り) |