カルシの部屋 *カルシ・・・アイヌ語でキノコの事

                               製作  アシリ レラ

*黒字は和名、赤字はアイヌ語名です。  

ハタケシメジ

トイタ カルシ

生える場所 処理方法

林野、山地、畑等に生える

塩水につけると 木の葉や雑草のゴミや土とがはずれやすくなる。

料理方法

香り松茸〜味シメジといわれる位、混ぜご飯には、最適。「五目飯」では有名。

保存方法

干して、紙袋に入れて、つるして保存する。

塩漬けにする時は、塩は多めにする。

マツタケ

トノ カルシ

ハイマツ林、トドマツ、エゾマツ本州では、アカマツ林

松茸は洗わず、根もとの土を刃物で軽くケズリ取る。

松茸は、高級品で有名です。まぜごはんにするのですが味は今いちで、香りを楽しむお吸いものにも よろこばれる 冷凍にするのも良いが干して保存するほうが茸の香りは、持続できる。高級品なので保存までゆかないのが マイナス
クロサカズキシメジ(ホンシメジ)

 クンネ カルシ 

林のなかとか ふうとう木

塩水につけ手ぎわよく洗い{キノコの菌は土にかえす。}

この「シメジ」はハタケシメジとは、少しちがって一段上の香りが高く、同じく まぜごはんやバター焼き、お吸いもの 干したり、サッーとゆでて冷凍 なんといっても、干すのが香りを保つひけつです。
ラクヨウタケ(ハナイグチ)

カルシ

カラマツ林地に生える

塩水につけてゴミを取る {キノコ類は根元は、必ず土に返す。}

サッーとシオを入れて戻して(ゆで)ザルにあげる・・・

青ナンバンや長ネギ、シソの葉などいれ、醤油でまぜ合わせる。御飯の共に最高。味噌汁やお吸いものなど

この「キノコ」だけは、塩漬け以外にはないでしょう。
ムキタケ

カプ ケリ カルシ

ミズナラ、シナの木等の枯れ木、倒木に

塩水につけて、茸の虫もその水につける事により取れる。 (刃物でキノコは取る)

ムキタケは皮をむかねばなりませんが・・・そのままでもさしつかえない。「イタメ」ものには最高 「バター焼き」が良い ムキタケも干すか 塩漬け

*干す時も、肉が厚いのでつるすのが良いでしょう。

ヒロ シメジ

ラッパ シメジ

広葉樹とか腐朽木

塩水につけてゴミも取りやすいし虫も取れる (ラッパの形をしている)

酒の友には、悪酔いをしてしまうので、酒のさかなにしない事。肉や野菜イタメ、御飯ものも悪くないが・・・味は今一かも このシメジは香りが「おしろい」のにおいがするところから「おしろいだけ」ともいわれている。

塩漬けが良い

コガネタケ

コンカネ カルシ

林内の地上 路ばた等

サッと水洗いでもよし、うすい塩水で洗い、ザルで水気をきり

「シナチク」の変りもないラーメンの具とか、野菜とのイタメもの、お吸いもの 「バター焼き」は、最高。 干すか 塩漬けですが 「松茸」の類してるところから、干すのが良い

*ムラサキ シメジ=まぜごはん、茶わんむしや、イタメもの、他

*ナメコ=シラカバ、ブナ、ヤナギの木の切り株や倒木に群生する。

*マイタケ=ミズナラ、クリ、ブナ、オニグルミ、ナラの倒木などの、そばに生える。(まぜごはんに良い)

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