インドの旅

 インドの旅は私の脳裏を、昔の二風谷コタンの、カヤぶきのチセ(家)をよみがえさせられ、時間がタイムスリップしてゆく自分の子供の頃を思い出した。それと当時に、馬を引いて砂防ダムの工事を想い出したのは、牛の牛車である。
 道のそばの歩道際には、ハッポウスチロールやビニールが、土に返されるものばかり使用していた民族にはこの文明のゴミは、始末に追えない状況である。いずれアメリカや日本その他文明と称する国の様に、ゴミの処理に、悩んでゆくのでしょう。
 貧しい子供は学校にも行かず、お金か何か物を買って下さい。とねだる。これを買って下さい。海の貝を拾って穴を開けて笛を作り、売りに何人にも寄ってきて、商売しようとする。
 年頃は、13〜14歳くらいの子供達、車のそばに赤ちゃんを抱いたお母さんが、、、親指と人差し指をこするお金をくれと歩く。思わず私は少しあげた。母親は、目が悪そうだ、、、おそらく栄養失調なのだろう。世界的にも、貧富の差もさながら、人口も一番多い。交通ルールは、まるでメチャクチャなのに、あまり事故がない。オートバイの二人、三人、四人乗りなんて、普通で走っていて、心配だ。
 道ばたで牛が寝たり、歩いたり、大通りのぞいて、裏道や枝道は,山羊が道の真ん中に、親子で横になっている。サルが泊まったホテルの近くまできてのぞく。自然と共に生きていて、車はあとで来たもの、、、山羊が通るまで見ている。
 ゴミの問題や、車の通る道路がよくなれば、この風景は、私のハートには、OKのイメージである。私の友人、知人の基金でインドに行く事になったが、それにはインドの実態を見たいのとマザーテレサに基金をと、スタッフの思いのお金を持っていってたのと、バカバンとアンマンさんが、基金を集めて貧民救済をする彼や彼女は戦争の無駄使いで多量の血を流す事に使うよりマシだ。

                                       つづく

 

「アイヌ文化」

 この前に、文化や祈りは、大きな流れに呑まれて消されてしまいそう、と書いたが、文化は消える事はない。なぜなら人は(神《カムイ》ではなく)動物ですから、死にますが、文化は、知恵は、死ぬことがありません。ですから、一人でも伝えられたのなら、その知恵は次の世代に伝えられ、生きる術、喜びとして残るでしょう。永遠に残ります。
 感謝の祈り、喜びと戒めの踊り、学びを教えてくれるユカラ、生きる喜びを歌う。山の命を頂く事を教えられ、山菜、服の繊維、バッグ、を作る為に糸を繊維(フキ、イラクサ、オヒョウ、)から取り拠る。木とその方に服と肉を丁寧に頂き、その肉でイタ(まな板)、マラット(盆)、イクパスイ(神事の際、事伝えの為の酒を火にくべる箸)、トゥキ(椀)、イヨマレトゥキ(神事の際、お酒をつぐ容器)それらの物全てにアイヌ文様(魔除け災難除け)を美しく自然からの力を借りて丁寧に施し、その役目を終えるまでを見届ける。
 歌と踊り(ウポポ、リムセ)「ク、リムセ(弓の舞)」は、17歳になると、男は狩りに出掛けなければならない歳になる。でも一人で弓と矢を持ち、勇んで出掛けて行ったのだが、一匹の鳥を見つけかまえたが、その鳥のあまりの美しさに見とれてしまい、うちそこねて笑顔(エミナ)で帰って来たという話の元を踊る物です。もう一つ弓の舞があり、家族を養う為に命を頂く事はやむを得ない事です。しかし命を頂く感謝を必ず忘れずにアイヌ(人間)先住民は、その土地、今足をついているその土地に生かされています。オンカミ(礼拝)し、その一つの命を全部役立て、肉体を魂をまた来てくださる様にと儀礼をつくすのです。
 刀の舞、エムシリムセは、刀を合わせ、魔を追い出し、不幸を呼び込まないという意味であり、その刀の刃は自分の方に向けます。それは過去に日本、政府の命令により、虐げられられてきた歴史と生活できない程の殺戮と侵略のあまりにもひどい歴史(今北海道ではその負の歴史を都合が悪い為に、かえりみない。あやまってもいないと思います。)にたえきれずに、やむを得ず立ち上がったのですが、もう殺し合いはしない、(きっと忘れない様に、)と踊りにし、祈りの込めた、戦争反対の踊りです。(アシリレラさんが、民族最大の祈りであると言っていたのを覚えています。)
 日々、感じている事を書かせて頂きました。   イヤイ、ライ、ケレ

                                             ハリーポッター

 

原発は必要でしょうか?
節電 節電 節電 節電 お願いね!!

 私が住む静岡県には浜岡原子力発電所があり、そこには五基の原子炉があります。今、現在稼動しているのは一基で、その他の原子炉はひびが見つかるなど、老朽化と様々なトラブルで停止、点検中です。トラブルがあるたびに中部電力は「今回の件は大丈夫です。問題ありません。」とマスコミに公表します。いち早く公表することにより、国民を安心させようとしています。そして多くの人々がその報道を信じています。
 私が原発に反対するのは事実を知ったからです。地元の人達から、反対するのは事実を知ったからです。地元の人達から、反対運動をしている人達からでした。TVや新聞では伝えないことを、直接彼らから聞き、原発ってこわいなあと思いました。
 浜岡原発は日本のほぼ真ん中、太平洋に面した自然豊かな所にあります。日本の多くの原発が海水を冷却水として利用するために海岸沿いにあります。そして、そこは波が高いことから多くのサーファーが波を求めてやってきます。 
 私も昔はその一人で、そこの海で遊んでいました。海水は年中なまあたたかく「なんだか気持ち悪いねえ。」といいながら海に入っていました。そんな原発近くの海からは奇形の魚、浜からはひとまわり大きい植物などが発見されているそうです。そして原発周辺に住む住民からの健康被害も報告されています。しかし公には報道されません。アメリカでスリーマイル島の原発事故の後、活動している方々からの話を実際に聞いた時も、原発周辺では似たような被害があると言っていました。もうこれは明らかに放射能による汚染であると思っています。にもかかわらず、なぜ国や電力会社は安全と言い張り、原発を増やし続けるのでしょう。 
 私達日本に住んでいる人々は広島、長崎に原爆が落とされたことにより、どれだけ放射能が恐ろしいものかということを他の国の人々より知っています。そしてたくさんの被ばく者が出ました。被害者でした。しかし今、私達は電気を使うために原発を作り、そこに使用するためにウランを輸入しています。ウランを掘っているのはインディアンであり、アボリジニであり、アフリカン、その他経済的に貧しい人達なのです。そして彼らの多くが放射能の怖さを知らず、知らされることもなく働いています。そして彼らの命を奪い、大地を奪っているのです。私達は原発で作った電気をつかうことによって毎日新たな被ばく者を生んでいるのです。もう加害者です。大げさに聞こえるかも知れないけれど結果そういうことなのです。
 もう一つ私が心配なのは、東海地震がいつ起きてもおかしくない周期に入っているということです。電力会社は「大地震が起きても原発は大丈夫。」といっています。でも過去に前例もなければ、保障もない。私達人間の力では地震を止めることはできません。地震は大地の呼吸、鼓動の一つであり、自然の流れのひとつだからです。でも地震の被害を少なくすることは人間にもできることです。地震が来る前に一刻も早く原発を止め放射能による被害をくい止めることが必要でしょう。放射能が大気の中に流れても目には見えないからこわいのです。  
 以前、浜岡原発が全基止まったことがありました。でも私達の生活は変わりませんでした。ということはやっぱりいらないんです。原発 私達は電気をまったく使わず生活することは大変でしょう。でも火をおこして料理をしたり、暖をとったり、夜明けと共に起きて日の光の中で生活し、月明かりで夜を楽しんでみたり、風の力や水の力で発電してみたりと、自然からの力を借りて生きていくこともできるのです。もっとたくさんの人達が自然を大切にして、自然がもたらしてくれる大きな力に気付いたら、原発が必要とされていないことがわかるでしょう。
 未来に生まれてくる人間や生きものたちの為にも、この地球の為にも原発はいらないのです。

                                               こばやし めぐみ

  台湾民族の血を引く彼女は頑張ります。

 

 


 私は愛する人に「ロバと馬の合の子みたいなもんだな。」と言われた事がある。愛するがゆえになおつらい。あっちに行けばよそ者、こっちに行けばよそ者です。 
 私を仲間に入れてくれたのはアイヌの人です。「仲間に入れてやろう。」と言ってくれました。
 日本人として自分を誇りきれなくても、外人として自分を誇りきれなくても、人間として、いや生き物として、目があり、耳があり、(悪い)口があり、心がある。人間としての誇りを捨てない。アイヌの先祖がいると教えてくれた。うそでも(アンペ ほんとう)その言葉を支えとして生きていける。誇りとして生きる。そんなアイヌが私の誇りです。 
 そろそろ人間同士の戦いを止めにして、皆で力を合わせて木を植えないと地球が危ない!!
 大人が子供の面倒を見ないと子供は悪さをします。それは「助けて」「こっちを向いて」の信号でもあります。私も拾われた身です。恩を忘れません。
 本当の知恵と地球を救う能力は古代民族の生き方にあります。イワンカムイ、六つの神様、(天)カントモシリ、(地)モシリコルカムイ、(太陽)イメルクスカムイ、(月)チュップカムイ、(水)ワッカウスカムイ、(火)アペフチカムイ、見守りください、ピリカエプンキネ 心から感謝します。シーオイオイ
      
                                               マツナ(私は待つ)

 

 

経済制裁よりも話し合い (強制連行の戦後の後始末をしてますか。)
北朝鮮の問題の核もさながらアメリカと同じく、日本も、軍事強化は、わが国は良いが・・・お前は駄目だ・・・輸入に頼る日本が経済制裁は、自分に返ってきますし「きゅうちに追い込まれれば、ネズミも、ネコをかむ」のたとえ話が現実になりかねませんよー!!                         

                                                アシリレラ

                                                                                 戻る

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