日高新聞 第130号
NGO北海道自然保護連合 沙流川を守る会 Tel
01457- 2-2061 Fax 01457-2-3338
アイヌ文化と歴史の会 アシリレラ
アイヌ語 | 日本語 | アイヌ語 | 日本語 |
フラルイ | 臭いこと | サッケ | 乾かす |
チシ | 泣く | チヤ | かる、切る |
エアイカプ | わからない | レウケ | 曲がる |
ケラ、ウェン | まずい | シル | こする |
マカ | 開ける | オマン | 行く |
コンルスィ | 恋しい、 なつかしい |
トンプル、シ | 風呂に入る |
ハシリ | 落ちる | ニム 木登り | ホテイパ 叫ぶ |
今年の雪は、2012年11月16日(日食)より事変が起きて12月8日より、太陽の顔を見る事の少ない程に、雨、曇り、雪や竜巻、地震と間なく押し寄せてくる、自然界の嵐は、とどまるところを知らず、何か不吉な、生臭い感じのする。戦争、原発と悪あがきの臭いのするのは、私だけなのでしょうか?今年最後に島崎直美氏がアイヌの代表して、わずか一週間で7.000以上の票を取ったのもすごいと思った!この次が楽しみだ!!ガンバ!!
レラさんへ
人間が自然を破壊し、汚してます。なのに自然界は文句も言わず四季芽を出し、花を咲かせ、実をつけてます。なのに、水を汚し、大地を汚し、人々はじわじわと自分で自分を苦しめ首をしめつつあります。人はかしこいのでしょうか?おろかなのでしょうか?地球のために祈ります。人々が汚した地球の浄化を人々が誰もいなくなったら、大自然はすぐに浄化されることでしょう。不便であっても、子供の頃の水と空気や川は、きれいだった。便利さは、電磁波、科学物質、農薬、有害物質、原発〜人を傷つけものに囲まれた今、どうすればよいのか分からぬ程です。
(被災地だより) もう基金は物質は終わってない!
被災バサミ、フトンバサミ、洗剤、薄いパンツやタオル、新品ものでクツ下(冬もの)とか言ってもらって送りました。押入れでのタオルケット、地の人々に、必要なものはないのか?と聞くと日常生活の消費するものや、そんな高いものではなかった。洗濯バスタオルなどありましたら、物質カンパを寄せてください!(ラーメンとかうどん)とか(生ものはダメ!!)送料は、当会でスタッフ共々、足し足しで送ってます。
何か救援が終わったようになってるのは、集まった赤十字などがゆきわたってない事で、基金に民衆もためらうキッカケになったのではないでしょうか。?
(本の案内)
エミシの国 菅原進著 (アイヌ語地名解)
¥4.000+税
本の注文 盛岡市加賀野4丁目 1−30−1306号
tel 019−651−9149 倭詩(やまとうた) 宮下周平
IDP出版 ¥2.000+税)心の発酵
発酵学者小泉武夫(推薦)
アイヌ、ネノアン、アイヌ (人間らしい人間とは)
¥2.310円 児玉智江
岩手県北上市相去21 tel 0197−67−3633
Star People (スターピープル)2013年43
「脱原発」をスピリチュアルはどう考えてゆけばよいのか?
¥1.575円(税込み) モダンスクール
東京 03−6407−0361
牧山(魔鬼山) オニと呼びー歴史的に忘れ去られようとしている。
アイヌの人々の供養が「てとてと」の会の方々のおかげで、1.200年前の牧山(地名)を変えた所で、参拝が出来ました事に、今回の石巻etc視察、カムイノミが出来ました事に心より感謝をします。
泊めても頂き、愛と心の思いが・・・重いぐらいに、おふとんを掛けて頂き、心身共、暖まりました。(魔鬼山)の鬼(アイヌ)の長〜い歴史に合掌!!し、心よき人達と別れて、盛岡へと向かいました。お供をして下された橋本さん夫妻、斉藤様感謝!!デス
(青森のメノコ館とおヤスさん) ニシキ、トぺにも合掌!
青森を、カムイノミで歩くのに、心から御協力下された高橋さん夫妻には、今も尚感謝の心でいっぱいです。メノコ首長のマツナ首長、オヤスの女、首長がコタンを守る為に、カムイノミで色々な術が使い守ったが毒殺や暗躍により、バラバラび切りきざみ埋め、1,200年もの間、祀られる事なくいたものを弔ってやれてありがたい二人に、改めて、合掌!!です。
アテルイ、モレ、タムラマロ(母親アイヌ)の、すさまじい戦いの歴史の参拝は、盛岡への参拝は続いた。その度に御協力下された人々に紙面よりお礼を申し上げます。
NO NUKES ONE LOVE いちのせあやこ
先日、ポノポノマーチがBIG FAMILYへやってきました。ホ・オポノポノマーチは10月15日に九州の阿蘇を出発し、9の字を描くように九州を一回りして、沖縄、宮古島を目指すNO
NUKESの祈りのマーチです。ホ・オポノポノというのはネイティブハワイアンの伝統的な「問題解決」法で、自分自身に「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」と言うだけで潜在意識にある負の記憶を浄化するというもの。
実際、ある精神科の病院で、患者さんたちが暴れてどうにも困っていたのだけど、この手法を医師が実践してみると、患者さんたちが落ち着いて、リラックスするようになり、退院する方が続出したという話を読んだことがあります。私はなんとなく、スピリチュアルとか、精神世界というものをうまく理解できないし、ただ唱えれば問題が解決するなんて虫のいい話があるもんか。とすぐ「思ってしまうのだけど、真剣にそう祈りながら、世界が変っていったらどんなに素敵でしょうね。
ポノポノマーチは、女性たちが中心となって歩いています。10月の終わりごろ、我が家へ立ち寄ったメンバーも女性が5人と小さな男の子が1人。初めて歩く旅を、女性だけで、しかも子供まで連れて行くのは無謀な気がしましたが、今もたくましく歩き続けています。彼女たちと、別れる日の朝、出発した阿蘇そして、これから進んでいく方角が一望できる展望台を案内しました。
そこで、彼女たちはホ・オポノポノの歌と踊りを踊り、私はアフリカの歌「ドゥニヤマ(つながる命)」を歌いました。
短い滞在期間だったけど、彼女たちがこの地球の悲鳴を胸に受け、居てもたってもいられずに歩き出した気持ちと、初めての旅、共同生活に慣れていく過程の難しい気持ちを傍らで見守りながら、こうして私のところまで歩いてきてくれたということ、繁がれたことがありがたかったです。
畑仕事が楽しくなってきてから、私はあまり遠出をしなくなりました。原発のデモにも、講演会や、大事な会議にも行かなくなり、プルサーマルの時、あんなに居てもたっても居られずに動き回った頃とはまるで別人のようになってしまったかもしれません。今でも原発には一日も早く止まって欲しいし、福島、東北、関東に暮らす多くの方の事を思い何か出来る事は無いかと考えますし、小さな島を巡って国どおしが争ったり、世界中の戦争、基地、武器、、、様々な問題に頭を悩ます日々です。毛3れど、私の役目、私に出来る事はほんとうに小さくて、何かを無理やりに動かそうとしたり、変えようとしたりすることは難しい事も感じます。一人で社会を変えていこうなんてことはもちろん無理。それよりも一人一人が実践ジャーとなって、日々の暮らしを丁寧に生きる事、一粒のお米の大切さに気付くことのように、小さな一つ一つが地球を救うことに繁がるのではないかと考えるようになりました。
知ること、気づくこと、知らせる事も大事だけど、何よりも大事なのは実践することだと思います。そんなわけで、実践したいことが山盛りあるので、少し身軽になってみようかと思って、ヤゴタ通信も師走号まででお休みしようかと思いますが、いかがでしょう?
アイヌウタリエピリカヤン 人間の仲間が平和でありますように! 文 ふっちゃん
UPOPOのふっちゃんです。盛岡は朝から雨。今日は十一月の六日です。北国はこうやって一雨ごとに冬へ向かっていくのです。半年も冬だから損した気分です。
さて先月、私の尊敬するアシリ・レラさんのカムイ・ユーカラを聞く会が八年目となり無事に終了いたしました。
チラシを考えている時に、キムンカムイ(熊)小熊が八頭出てきた夢を見たよアシリ・レラさんに早速そのことを伝えると、「ふっちゃん、そりゃいい夢だよ!きっと成功するよ!」と言われて嬉しかったよ。
10月21日(日)の県公会堂は催し物が多くて、30名限定の小さな部屋だったが、丁度よくお客様も収まったよ。アシリ・レラさんのカムイ・ユーカラに参加した人たちは、神々の世界へ〜眠りの世界へと〜深く深く導かれて、ほとんどの人はこっくりこっくり眠っていたよ。(笑い)いつもの事だけど、途中から何と言ってるのかわかんなくなっちゃって・・・あれ?今何んて言ったかな?と思ったとたん、眠りの世界に入っちゃうんだよ。(笑い)アシリ・レラさんの声から、どんどんアルファ波が出てきて、一種の催眠状態になるんだと思うよ。機会があったら是非一度、聞いてみてくださいね!必ず眠ってしまうから〜(笑い)
さて、今回のアシリ・レラさんのカムイ・ユーカラを被災地、石巻でも聞いてもらう企画を、石巻在住の友人夫妻がサポートしてくれた。今年は、石巻に焦点を合わせて、二日間カムイノミをして、津波で流された人々の魂を供養したよ。
カムイ・ノミをした場所は、石巻市立門脇小学校の校舎が見える場所で、海の方へ向かって祈りを捧げた。明治6年創立の校舎は、日和山を背に建っていて激震に襲われた時に、児童224人、職員21人居たが、日ごろの避難訓練と同じく校舎西側の墓地脇の階段を使い、日和山に避難し、高台にいたので全員無事だったが、校舎は津波と火災で被災し、全壊、全焼となったの。そして、下校してた7人の児童は津波で亡くなっている。焼け方が特にひどかった校長室の耐火金庫から、卒業証書が無事に見つかって、4月15日には、一月遅れの卒業式が行われて、50名の卒業生が巣立ったよ。
私は、カムイ・ノミに入る前に、肉体を神様にあずけて祈っているが、その場所についた瞬間のどが締め付けられ、胸がぎゅ〜〜〜と苦しくなってきた。その場所へ足を近づけると、吐き気が襲ってきて、涙が出てきて、なかなか前へ進めなかったよ。
私の体の中に、亡くなった人が入ってきているのだ。のどが苦しくなり、蒸せてきて、吐き気が続いた。
アイヌ人は、霊が付いて、除霊する時に「よもぎの葉」を6本ぐらい束にして、肩や背中に「フッサフッサ」とはらってやる。それを知っていたので、自分でヨモギを見つけて、自分ではらう。少し落ち着いてきたので、カムイ・ノミの席に着いた。北海道から2人、石巻4人、盛岡から、4人、宮古から1人、東京から1人、計13人で参加した。
私は、石巻のカムイ・ノミのために、もち米で仕込んだトノト(御神酒)を用意してた。ほどよく発酵していて、甘みがあって美味しかったよ。
そこの場所は流された人々や車でいっぱいだったらしい。子どもを含め、250人亡くなっている場所だった。お供物は、子どもたちの好きなヨーグルトやお菓子、果物、お赤飯や、おにぎりなどがたくさん並べられたよ。
1時間くらいの祈りをしたあと、終了を待っていたようで、中年の女性がアシリ・レラさんに声をかけてきたの。1年7か月たって、被災地に来る観光客が多くなっているが、門脇小学校の前で記念写真を撮っていくのはいいけれど、ピースサインをしてとる、心無い若者たちもいるという。アイヌ伝統の「カムイ・ノミ」で、真剣に祈っている姿を見て、心ある人たちもいるということを仮設住宅の人たちに知らせると言ってたよ。本当にデリカシーのない行動は慎んでほしいと思う。
表には出ていないが、孤独死も増えているという。岩手県では、5000人の犠牲者が出た。遺族の人たちの悲しみや、怒りはなかなか消えない。「なぜ、自分だけ助かったのか?」生き残り症候群や、故人の誕生日や結婚記念日に感情が爆発する「記念日症候群」というらしい。
復興予算だって、地方自治体で止まってしまっているところも多い。まったくもって政府は何をやっているのか?憤懣やるかたない今日この頃です。