日高新聞 125号


シャクシャインの耳塚

函館の松前城の裏にひっそりと奉られてる・・・??と、言うより、放置されてる状態のシャクシャインを毒殺し
て、耳を切り取り城の裏に勝利の証に埋められたのでしょう。石を置き柵があったらしいものは腐っていて、粗
末に扱われてる。
 先住権が謳われてるなか、「アイヌの碑」や歴史は、ウソの歴史がウソの看板、アイヌの墓地の堀起こし、ア
イヌの血の抹殺??いくらかくしても、アイヌは、日本の先住民族であり、日本人の原点でアイヌの血を混血し
た日本人は、真実は避けて通れぬ日本に住んでいて、これは無いよね。ゴミも散らかれ、かたづけて、カムイ
ノミ(神の祈り)、シンヌラッパ(先祖供養)をしながら、一緒に同行してくれたスタッフの人達と遠い所運転をし
て、私を連れて行ってくれて真実を知った!
 早くから、荒木マーチャンには、私に写真を撮って送ってくれたのを思い出しました。松前城の前は、観光用
に金をかけて照明ピカピカなのに、予算が無かった??違うでしょう。毒殺勝利なんてありえないよ!!
キチンと謝罪すべきでしょう。耳塚は建立し、表に出すべきです。


ノカマップの歴史

歴史のひっくり返りのウソは、義経神社や他の全国のアイヌ、エミシ、ハヤト、ツチグモ、アペ族。だまされ殺
されたものが悪い人鬼人なら、あなたは誰悪魔なの??アイヌ民族は言葉の記憶伝承でしょう。
 アイヌ民族は文字が残さない分、遺跡が物を言う!闘う争う武器が出土しなかったように。話し合いで(チャ
ランケ)しかなかったのです。
 欲の無いアイヌ民族には、人を殺す理由も無く、その争いをさせる程のものは無い。侵略〜収奪〜交易(オ
ムシャ)の騙す、強姦、あんやく、殺戮の限りetcのはて立ち上がったアイヌが悪い?・・・逆の立場で考えてみ
よう。自分ならば黙って殺されますか・・・?日本の全土に住んでいたアイヌ民族は、何故、封印されたり、歴
史の陰滅が行なわれるのか。
 私の知ってる段階で知る知識も、心ある日本人の本と運動を見た。心あるシサム(良い日本人)しか信じら
れない。民族は悪い民族なんでしょうか。ノカマップの歴史の文献の説明と、71人の和人の碑の、何もしない人に
アイヌ民族が・・・悪事をしない人を殺すのでしょうか?何故アイヌの征伐隊であり、暗躍〜の歴史であった事
は明らかであるにもかかわらず悲しい限りだ!!


被災地だより

10月の8日に被災地に訪問する。片付いた状態であるというが・・・とり合えずガレキが重機にて寄せられて
いるが・・・富士山の様なガレキの山が寄せられていて、その山の後始末は、どうなるのでしょう。国は今だか
らこそ、国の持ってる建物を売って、救済に当たるべきだと思うと同時に、自然界の恐ろしいまでの力をかい
ま見た思いである。
 先人の知恵の教えを聞いて、自然界の恐ろしさや偉大さを知って、家を建ててほしいものです。
 車で回ってると、異臭は有り、ガレキの土の下、海と、人は流れ死したか数は、相当な数、アイヌ式で祈り(カ
ムイノミ)をさせて頂き死んだ人のご冥福を祈りました。
 北海道から5人で訪問をした。盛岡で橋本ふっちゃん、マー坊、シャニン、イフ、カリプと、他、沢山の人々に
も御世話になり、無事、5日間の祈りが終えて仙台でニュージーランドの先住民族との祈りの集会に参加をし
て、夜半遅く盛岡に帰路に考える事をこのままで日本は本当に良いのだろうか。
 祈ってる川原の反対側では、若い人達のボランティアの人達が・・・ガレキやゴミを捨てたもの流されたもの
etcを拾っていた。神様です。生と死の別れには、この11日は、忘れられないものです。誰もが・・・心が重いも
のでありました。
 地元の人が参加してくれて、その人達はやはり身内が死なれ死した身内に涙を流し、その涙に答える言葉
が見つかりません。
 陸前高田でのカムイノミをして、大船渡にと祈りを変えて、又、三陸沖のこの津波による生ける人々の苦しみ
、すべて身内、家、など失った苦難の道、死を突然迎えた死んだ魂etc・・・ 
 言葉に表す、文章に表す事の出来ないものがあります。
 最初の頃は沢山救援物資が届いたけれど・・・日常使う、備品は、送ってあげてほしいもの・・・・出来れば安
いものでも良いですが、未使用のものであれば尚、良いかもしれません。例、タオル、バスタオル、オムツ、テ
ィッシュ、トイレットペーパー。福島には安全食の野菜とか又々、物資と基金を!!


紅葉ツアー

紅葉ツアーに行ってきました。紅葉になる前にもうすでに木の葉が落ちてる木々や、あざやかに紅葉を喜ば
す、モミジの紅葉の美しさに会ったら、ホットする。年々何か紅葉の移り変わりが違うような気がする。来年は
旭川まわりで行きたいものです。午前は雨で湖は霧の美しさが・・・良かった。(朝霧のもやの影の山も墨絵か
な)!


ダムはムダ

ダムが出来てから、何が地元に恩恵を持たせたでしょう。何が川を大切にしましょう。の看板はあるが・・・川
は奇麗になることは、今だにない。汚水湖は死んだ川を売ったり、買ったりするものではない。
 自然に守られてる人と動、植物は、管理せず、自然を大切に感謝をして、共存、共栄をしてゆく、命を大切に
したいものです。大切にね!


アイヌ語        日本語      アイヌ語         日本語

       キラ           逃げる      アツニ          おひょうだもの木  

       シケ          荷物        オタサム        砂浜
  
       タアンペ         このもの    トマリ           入り江

       タント         今日、今      パセオンカミ      最も重要な神

       チシコラン      泣きながら      トペンペ        甘いもの

       プシコンプ       焼き昆布     ト、アンタ        あそこに・・・

       ムル           ぬか       トイタ、タンパク     煙草


       トノト、イク        酒を飲む   ナヌフ            顔

       ニサッタ         明日      ウレペルケ       ひびわれ

       ウコイキ         けんか     エトンラチチ       鼻水

       オムケラツ     せきの時のたん   カプ            皮


苫小牧市Kさんのたより

僭越ながら筆を執らせていただきます。私は、託児所で働いている30代女性ですが最近子ども達・母親につ
いて思うところがあります。
 母親たちは仕事が忙しく子供の世話が昼間はできないということで託児所に預けに来るのですが、その際に
身支度も満足になされていないまま(時には昨日着ていた服。パジャマ姿)で連れてこられ、朝食の代わりに
と菓子パン一個を持たされて預けられる姿を見ると忍びない気持ちになります。
 働く事情は人それぞれです。根本にあるのはやはり将来の幸せのためという共通の思いがあるからこそ働く
という選択をしたと思うのですが。
 それにしても「何が本当の幸せなのだろう」と考えてしまいます。
 働くことで人は経済的な余裕も出来る。社会参加等と言うこともありますが、小さな子どもがいる場合はまた
状況が変わってきます。
 子どもが育つには親の手間・愛情・周囲の理解・多くのものが必要ですが、母親が働きに出ることによりこ
れらが不足してしまうのもまた事実です。
 経済的な余裕を手にすると同時に愛情や手間をかけられ泣くなり親子ともども気持ちにゆとりがなくなる。そ
のどちらも保つことは決してたやすいことではありません。 母親が(女性が)身体的・精神的に負担をかけな
くても社会参加をしてゆく方法はないものかと思われてなりません。


野草の力をいただいて

「若杉ばあちゃん、食養の教え」  〜野菜は宝物〜 (宇井ちゃんも参加の特集)

 若杉友子著  (五月書房 ¥1500円)


今は忘れてしまった、昔の食の山菜文化は病気をしずらい体質を作ってきました。みなおされるべき、森、〜
海〜川〜湖〜の恵に感謝する事を、金で取り引きして、売り買いしているうちに忘れられて、森etc大切にしな
い。現代生活が病気を悪化させて、昔にはない病気がガン以外には、分けの分からん病名が飛び交い、医療
や生活がおびやかされつつあります。少しでも安全なものを食べて、元気で長生きをして、若い世代に伝えよ
う!!

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