日高新聞114号

山道職業訓練校(アシリレラ)北海道自然保護連合

山道アイヌ語学校 沙流川を守る会 01457ー2−2061


アイヌ語伝承

パウチ、コロ、カムイ(キンラ、色きちがい)にとりつかれた時の、男でも、女でもこのものにつかれると、誰かれかまわず・・色気を使いまたは、その行為を行ない、他の家の夫婦までも、壊し、又は将来ある、若い娘までもまどわすウエン、カムイ(淫乱魔)とも言い、理性を失った者とし、ヌササンの前を6度行ったり来たりをさせ、仮小屋を、ポンチセ(小さな家)を、ヨモギ(ノヤイモシ)を入れ焼き、カソマンテ(焼き払う)をする、その後、その者を川上と川下にと、浅瀬で沈めたり、川面に顔を出したりして払い清める、カムイ、イナウを、持って清めてから焼く

 

 

アペフチ、カムイ、イフンケ(火の神での子守唄)
 
アペフチ カムイ トゥスクル 
火のばあちゃん神よ、つき神よ

ク、コル、ポイソン、イテキ、チシノ、オホルル、オホルル
私のもった 赤ちゃんよ いけない 泣かないで はやし 舌をならす

を繰り返し炉のそばであやして、寝かせたと言われる唄です。山道サキの語った唄より



アイヌ語              和語

コンルスイ             恋しい 願う 欲しい

ルトケ               崖など 崩れてる

ヤイ、イキリ            ののしる

ヤイ、オシクル           死にたくない

モヨ モヨ             うごめく うめく

マンパ(モンパ)          包む

ミル                キラキラ


(カムイノミの旅日記)

熊野神社でのカムイノミ(神の祈り)に行く途中の博物館を見た時のイナウを見てビックリしました。その地のは、みず木のようだ・・百数年前と言うのに、白木のままで分った。前になる部分が二分の一に割って使ってるのか半面を削ってるのかもしれんが・・北海道のチホロカケ(イチャルパイナウ先祖供養)の時のイナウによく似ていて、カメラで撮ってきた。
 明治〜大正かけての、山伏姿の男の人はオンカミ(礼拝)がそっくりでした。女首長のニシキトぺの碑も哀れなり!

 

〈語べ〉

この道は、厳しく、道のりは遠い。昔の様に、アイヌ語がはなして、通じ合ったウタリ(同胞)の会話も言語を消してゆく今、北の風は冷たく!吹く。取り戻すべく言葉も、とぎれ〜に、風が吹く度消されるような淋しさにもかられ、語べをする時は、頭の中にエカシかフチ(おじいちゃん)(おばあちゃん)の生活や会話を思い浮かべて、その世界に入って語ります。アイヌの復権を訴えても、すべて侵略側の言いなりに生き、日本語とアイヌ語を両方使い分けた長老たち、何を思い考え、生きぬいて・・・そして何もかも語り続ける事も無く去ったアイヌの先祖達よ!その無念の心を私は語り伝えてアイヌの人々の文化や魂を、伝える足となれば良い・・・と、語り始めた ユーカラ(叙事詩)は、深く重く、道徳である。
 アイヌ語でもやるが・・・スピードで早く伝えるのは日本語で語りかけアイヌの文化の素晴らしさを、多くの人に広めたいと・・・続けてる。
                             アシリレラ

 

御礼

今年も、地元の方々の、カンパや物品のカンパ衣類、野菜やテントなどの寄付を頂き、皆々様方也スタッフや家族きょうだい身内友人知人イヤイライケレ



(タスマニアの旅紀行)         アシリレラ(新しい風)

つづく
 木を切る。人間界だけの都合で言えば必要、けど木を切ったら植林は金になる木ではなく、雑木林、つまり木の実の成る木や色々な雑木が自然林として強く、洪水や地滑りにも強いもの・・・木を切り、植林の成長より、数十倍早い。この事はタスマニアに限らず・・・世界各国での破壊行為は目立って来る文明とは、何だろう。
 行政の植林方法は、金もうけが先で・・・手ぬるい。何故か、すぐ金にならんか羅だ・・!この事業や冶山事業は金にならないからだ・・・開発も同じ事だ!植林もすぐに金になる木で、雑木林と違い枝払いとか成長に保護が必要だ。その為にとかの理由を持ち、科学薬剤散布をする。
 日本でも同じ様に空中散布は、住民被害関係なく行なわれる。成長の早くなる針葉樹を喰う小動物を殺し、木を守るという理由なのだ。その為に、(リン化亜塩のペースト状のもの)を散布する。日本もそう!ネズミやリス、キツネその他をそれを食べた小動物の胃に入り、唾液にふれると、内臓破裂をする仕組みだ。 
 それと同じ事がここタスマニアにも、空中散布が行なわれる。
 イヤ、世界各国で侵略行為の様に行なわれる。人間破壊に自然破壊だ!(除草剤、殺鼠剤、殺虫剤)など・・・海外に持ち込まれている有機塩素系のアトラジンは(長期残留性、発癌性)をもたらすものやされらの物質が水棲生物の被害や飲料水汚染が起きれば、人間の体内の流出、水道、川と、海へと生態系が壊されてゆく、奇病が起きうる。
 自然のサイクルを成すのは、動、植物と自然界では無かったのか。壊したのは誰!守る為の人間は壊し続ける!こわい話だ、食と野菜さえも他の国まかせの日本。 
 野生動物を殺す薬品では、通称(1,080テンネィティ)は劇薬は、(弗化酢酸ナトリウム)(FCH2 COONa)を散布する。
 針葉樹は成長が早く、建材として金になるためのもので、日本の「フラトール」などのラベルでフルオロ死酢酸塩と同じ恐ろしい影響を及ぼす劇薬です。小動物に限らず中型動物にも、殺すなら、50〜60万頭にも及ぶ致死量。この死骸が川に苦しくて、水のみ場で死んでたら、その劇薬は、人間の体内へと返ってくるもの・・・安全です、大丈夫ですが口ぐせの国、行政が起こす、癌のように奇病が起きてもおかしくないのに、責任は誰も持たず・・・人は死ぬ!川の生態系が壊れると、それら一帯に生息する死骸に残留する毒の肉を鳥とか、動物がついばみ、喰い合う鳥や動物は、食物連鎖によりその恐ろしい実態は、人間の生活の動物にも、大きな影響が来て、生命の破壊が拡大する事は、動、植物の破壊はおのずから人間にも返ってくるのです。
 これが自然の法則です。「タスマニア」だけの問題としてとらえてはならない。私達の近くの林にも、空中散布は、行なわれていて、イヌ、ネコなど放してはならないとかの週報が流れてる事から見ても、この事は、世界中の問題として、とらえねばならない問題でしょう。
 このことに関して、国行政やる側の専門家や学者が知らないはずはないはずだ!!
 金の為に、目をつぶれば・・そのツケは病気での病院や治療や苦しみ、そして死という形で神社や寺での参拝となるのです。(病死)は、誰が死にいたらしめる)
 自然の恩恵や、息する事や感謝を忘れなければ、人は自然と共生できるはず、ここタスマニアは、総面積6万8,300平方キロ、北海道より、少しだけ小さい島だ。こんな小さい島で生態系がくるってしまうと、大変だ!ただでさえ大変なのに、侵略されて、その民族は、恵まれもせず・・あげく自然破壊じゃねえ。− 次回に続く!!



アシリレラ   〈縄紋人〉

さて、皆さん縄もん人って知ってる。縄紋土器は知ってる。マンモス時代のアイヌ先住民は、6〜7回の氷河期で消え、13,000年前の新大陸の火山大陸での誕生しての、日本列島が浮上した。陸続きの日本列島は、火山爆発により、少しづつ切り離された島は竜の姿に変えた島国は、屋久島〜沖縄とはなれては、いても、元を正せば陸続き、すべて、氷河期の裁きも、神事!
 では考えてみよう。もし、アイヌは、1万年は、カエカ、カ(糸)とカエカ、(より糸)を土器に巻きつけ焼いた事から縄文土器〜それらの土器を製作したのが、縄文人なら、アイヌに決まっているでしょう。何がどうあれ。アイヌに対して、殺戮や収奪、植民地化、強姦、ドレイ、そして、朝鮮人や韓国人や中国人へのドレイ等の歴史的誤算は、謝罪は、何も行なわれておらずに、先の氷河期前のアイヌの話を語るは、語るに落ちたですね。
 何も分ってない人の話は、誰の耳が聞くのでしょう。真実は、神のみが、知るのみでしょう。
 歴史の隠蔽や陰謀はもうやめて、アイヌの碑に手を合わせて欲しいもの、実に情けない麻生首相の発言とおろかさを、はぐらかしや言い訳の多い。
 国民に、最後まで税や消費税の押しつけは、あさましい、民族の次に被害者は民衆の税の押し付け!
 海族だ!自分で食糧を作れよ!
 事実を認めてから、アイヌの前に住んでだ何人かしらないが、アイヌはチャランケ(話し合い)でしかないし、戦った武器すらアイヌ民族には無い。キチンと目をすえて、男らしく、悪い事は悪いと認めないと、欲のかたまりで権力横暴で民衆に悪い事や、ウソをつくな!なんて言わない方が良い。私は、民族として、認めた上で和合に共存、動、植物との共生を望む!


 

〈知る事とは愛〉   ダムや自然保護に頑張ってます。

日本の本当の歴史を学校でも、親からでも、教えられることは少ない。自分の都合が悪くなるから自分がやられた事は声を大にして言うけれど自分が相手をいじめて来た事も良く認めて謝罪を心から魂から訴えて生きて行く事が、今私達に求められている事だと思うし、そうする事が皆で仲良く出来る事だと思います。
 その為には今の日本人は特に過去の酷い歴史を知らされていないので解らないのですから、国から隠されてきた本当の事実を知ることが必要です。
 やられた方はずっとそのやられた事を忘れないで生きていますから公共の場で講演会を聞いたり、勉強できる学校や博物館で教えているので、そういう場所でも知ることが出来るでしょう。
 その事を知って、謝ってあげる事が今食べ物を作る事よりも、大切な事かもしれません。
 国の領土や土地の権利を手に入れる為に日本人はアイヌへの虐待、強制奴隷や朝鮮人、韓国人、中国人への強制奴隷であらゆる人殺し強姦、心の空きを与えずに(死ぬまでに)働かせた事を皆に知って欲しい。
 そこから、自分が平和の為にどうすべきかが解って来るはずだからです。
 皆の心からの笑顔溢れる環境を願って
                          ハリケン


*歴史を知り、真実を知って、心痛める。アイヌのルーツを持つ、日本人が居る事は、民族にとって、その人たちの心で支えられるでしょう。良き和人は別として、国、行政の心と友情との姿勢に問題があるのでそれがある限り、良い日本人は苦しむ事になるのです。


栃木県、(日光のイベント)アキラ&アシリ、レラライブ

 栃木県では、渡瀬遊水地の事で行った事があり、日光は初めての訪問地だ。徳川幕府の碑の神社があると言うのも、そこに私が来てその地を踏むのも、不思議な道よのう。一言で言いきれぬ。憎しみをその前で話したい思いにもかられていた。
 日本人も、アイヌの血を混ざり合った現在の場合!!民族の納得のゆく和合は、やっぱり認め、謝ってほしいもの・・仲良くする為にもそんな気持ちで日光を歩いた。毛の国と言われた、と、言われたと(追われたと言うアイヌの事も知った)地元は話す、追いつめられたアイヌ(エミシ)は、殺され、山に逃げのびて生き残った血が、現在のようなミックス(ハーフ)混っ子となった。
 神の計画のなかに、まぜたなかの良い遺伝子をふるいにかける事なのか?
 話は変って、日光でのイベントの人間関係のふれあいは大変に良かったし、初めての日光とあり、素晴らしい滝と、エミシの墓にも合掌・・洞窟にも・・・崩れてはいるが当時を思い出させられるものがある。可哀相に。・・・と心より手を合わせた。追われ殺される時の心を思うと涙が出た。


 栃木県の(渡瀬遊水地)の運動家の人達に呼ばれて行った、サンクチャアリー(鳥の生息地)の遊水地、日本の公害問題とされたこの池は足尾鉱毒問題の解決に取り組んだ人(田中正造氏こと、彼は栃木県佐野市小中町)生れ、衆議院議員となりましたが・・・・明治34年(1901年)に議員を辞職し、鉱毒被害の惨状を訴える、当時の国、天皇直訴を試みましたが失敗をされ、国(天皇制国家)は、悪くても良いの時代お国の名による(悪行)宝刀をむき出し、遊水地化計画が進められていた(谷中村)の復活と、被害者なる住民の救済にあたり、経済的な苦しみをも返りみず被害者の立場となり、国、行政と闘い続け被害者や住民に惜しまれながら・・・生涯を捧げました(天宝12年(1841)〜大将2年〜(1913年)〜衆議院議員を退めて公害や被害者、救済にあたった人は、そう居ないだろう。



出会い

 今年の一万年祭に、手作りのトンコリを製作し、届けられました。遠い所大切に持ち運び下された若者も、中島さんおとらず、良い若者で一万年祭のスタッフと一緒に祭の人達のケアーなどお手伝い下され、頭が下がる思いでした。イヤイ、ライ、ケレ、!!合掌!又、栃木の日光まで中島氏自からかけつけてくれて10年間火棚に干した竹で笛を作って持ってきてくれて、とてもうれしかった。その若者のお母さんも一緒にかけつけてくれて、お守りのシマフクロウまで作ってくれトゥプ(笛)の袋のヒモにつけてくれて、何とも言えない人の心にふれさせて頂きました。ありがとう!
 川合さんの出会いに支えられ、エミシの住んでる聖地に家を作って、住むのも、神の計画にあったのでしょう。カムイノミ(神の祈り)に行った時のその土地の歴史を見てる様な悲しさと、淋しさがこみあげてきて、昔のエミシの無念を感じ入り又、この地で、アイヌの人々の魂に祈れた事に、あらためて、深く感謝をしました。とてもありがとうイヤイ、ライ、ケレ!!そんな出会いがーこの度の中島さんとの出会いを生み出しました。すべての人と人の結がりに合掌!!



八幡平のカムイノミにより岩手県へのカムイノミ(神への祈り)には、坂上田村麻呂により、追いつめられて、1,000M以上の上に神の社があったと言う。
 そんな所まで追い込んだ田村麻呂とて、母はアイヌの母を持つ混りっ子 アイヌ(エミシ)を殺戮するのに、アイヌを使うなんて、昔、タコ部屋が(人夫なる奴隷)・・・苦しくて逃げ出すと、アイヌの部落に逃げた韓国人、中国人、北朝鮮、アイヌ、日本人の囚人(反日分子)達は、アイヌの人達は、かくまって、山に逃がしたが、帰す事も出来ず・・・アイヌの人と結婚していったように、あの頃の開拓の人は、かくまうと罰せられるのがこわくて逃げたタコ部屋の人を役人に渡した。その逃げた者は同胞の手で生きたまま状態で埋めさせたと言うから同胞の悲しみは、いかばかりか、それと同じだ・・・みせしめの恐ろしさよ!田村麻呂もアイヌの血を引き、強いのを利用されて、同胞を殺してしまった1人だ。


山道(訓練校)の生徒募集!!

 住み込みは一日1、000円の食事とフトン(寝具)光熱〜電気〜ガスと、含めて、教材費〜指導料〜一人3,000円込みで月〜五万円で、生活と指導をします。(製作した物は持ち帰り)
 *トマ織(材料)を当校で持ちますが、沼から刈り取るまでの大変さも知ってほしい事と刺繍も覚えて、アイヌ文化を知ってほしい。


 〈レラの家〉の名で札幌に展示会場を始めました。年中やっておりまして毎週(日)曜日に開店しております。(写真集もおいてます)。仕事を持ちながら、札幌に通っています。週二〜三回はオープンしたいが駐車場の関係で失礼してます。
 (アイヌ文様)や刺繍をも指導しております。(教材もち¥3,000円)(布、針、糸持ちの方は¥2,000円)で指導しております。
 *各種展示しております。見てやってください。アイヌの地元の人学校の何十年の成果です。
 住所 札幌市白石区菊水二条2丁目3−17 tel090−5072−5264
学校問い合わせ 01457−2−2061 FAX 01457−2−3338
 電車 (菊水4番出口)でお越し下さい。

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