日高新聞113号  



      アイヌ語              和語(日本語)
  
 イタ、ピルピ                雑巾 床を拭く布

 シケ                    荷物〜背負う

 オムケ                   咳

 シレクッ コロ               咳払い

 ラム、イサム、カ              だまされる

 ピリマ                   ないしょだから

 チシテ                   泣かせる

 トアン、コタン、マカナク、アプアン     あの部落は何と言う村か?

 オロ、ウン、エン、ルラワエンゴレ      むこうへ、連れて行ってくれ・・・。

 タン、チセ、フンナーカル、ペ、アン     この家は、誰が造ったのか?

 ナン、ネヤッカ、ネトパケ、シンキ、コロ、モコロ、エ、アシカイペ、ナ
                       
                       誰でも疲れると、よく寝ます。

 ニマキ、シルシル オトプ(髪)       歯をみがく

 ハンゲ                   安い、楽な値だ

 シニ                    休む

 イラム、ポタラレ              やかましい



tobi−tobi−star leather craftsince 1998

 アイヌ文様を取り入れたメディスンバッグ サイズ・デザイン各種有ります。
 15000円〜

 「他、製品各種。 オリジナル皮革製品 企画・製造請けたまわります。」
  注文先 スットビ☆ヤス2008  
 ☆tobi-tobi-star Leather craft☆革命事業部  
 Email: t-t-base.2012s@hotmail.co.jp



  
本の案内デス           著者名と出版社、定価

 サルビア手作り通信          (株)セキユリヲ 白井名大 アスベクト
                 03−5281−2551  定価 1、660円

 
 あなたは、わたし わたしは、あなた  ワンネス(喜びあふれるヒント) 
                    ヴォイス 03−5474−5777
                    中西研二氏 定価、1,800円 
 
 ありがとうおかげさま         生命とは何か?生きるとは何か?
                    中森じゅあん 海竜社 1,800円+税

 実録、E高校紛争顛末記        沖縄村人 アイ、ワード 
                (株)コブタン文学界 011−761−8122
                    ¥1,500円

 大峯千日回峰行            塩沼亮潤 板橋興家  春秋社
                    定価 1,800円+税

 世界を救う13人のおばあちゃんの言葉 「今こそ結がり、語り始めよ!」 
                    竜村仁 コマブックス(株)
                    ¥1,600円デス!!

 *アシリレラ写真集=新風社の都合で=宇井さん個人販売になりました。残本をよろしくね。問い合わせ=アイヌ語学校 tel 01457−2−2061



 
(青森のカムイノミ)   アシリレラ

 青森のカムイノミ(神の祈り)に歩き、そうぜつ(壮絶)なまでの侵略戦争の傷あとが・・・ここ東北も、ひどいもの・・・岩手県の植民地化された、強制ドレイの後始末が、出来てないのも、苦しいもの。海辺に入り江の後がある。エミシ、コタンの跡は、今は、あっちこっちにあり、エミシの墓は神社と化し、あたかも、天皇参拝したかの様に、名が入れ替えてはいるが、日本古代から、文字を持つ民族は、看板や杭を打つクセがあり、今尚、看板はあり、女首長の名は(猿姫)ごと、最近は、その神社には椿の花が有り、「椿神社」となり、侵略〜殺戮と収奪の恐ろしさを感じます。
 ◎二○○○年から始まった殺すやり方を歴史は誰が語るのか!
 ◎カムイノミで歩いて感じる事は、国は謝らないし殺した側を参拝し、本当にけしからん人達〜



 
慰霊塔は建立されたが、浮かばれたのでしょうか。泣き砂の海〜室蘭のイタンキ浜 

 中国人の強制ドレイのはてに殺した。鉄道や未開地の開拓に、命を捨てた。当時のタタラ室蘭鉄工所 海の浜辺は、踏むと泣く、イタンキ(おわん)の沼は埋められて面影は無い。

 アシリレラ祈りの旅の足あと ポロケシからトミウチのトンネル〜etc
 
 3k〜4k長〜いトンネルがある。今や路線は、はずされて、トンネルの外は、マクラ木は無い。
 トンネルの入り口には近づけぬ程の霊気が、ただよっている
 韓国人(朝鮮人)の、タコ部屋のあとは、面影はなく昔林の奥の砂防ダムは、もう無い。新しく砂防ダムは作られ木や草が茂っていた。

 函館の松前城の横庭にシャクシャインの耳塚があると言う。桜並木が有名だが・・・あの城は、北朝鮮民族のドレイ死の歴史がある。合掌!!



 
(二風谷ダムに次ぐ平取ダム) アシリレラ

 上流の堆砂止めのダムなのか?二風谷ダムで失敗したにも関わらず・・・又もや住民だましダムにより、下流は河床が下がり、地下水脈に影響を及ぼし、下流域〜時に門別〜富川に、水不足を、ひき起こす原因が生じる。川と言うのは、自然の流れがあって叱りで・・・コンクリートが・・・参加する場所ではないのです。
 草木が似合う場所に参加しても、メダルは貰えないのだから・・・「ヤメテヨネ」
 自然界を、金になる、仕事になるとかほのめかして・・・スッポリ持って行くゆく訳だから、住民だましは、もうやめなきゃ。洪水が起き、被害が出たり、開発なり、道なりが・・・保障するって約束してくれるのなら別ですが・・・安全ダ安全ダではねえー
 平取ダムのボーリングデータ、コア(数値)も工事に入る直前に、それも洪水後ですと、大分、地形や地すべりが、多く、変化をして上流〜下流は、砂丘になっているし、三年前のデーター公表で、着工良いんですか。



 
「タスマニア紀行」 「山道アイヌ語学校」 アシリレラの旅

 一八二五年頃、イギリスをふくめ、白人による(タスマニア)アボリジニー(クーリー)族の絶滅を計った。「欲」と「金」の為に血を流す、人間の業の深さを知る思いでした。
 当時の侵略、殺され方は、世界各国、イヤ、アイヌ、モシリの侵略、収奪と同じだ。ここ訪れた、タスマニアも、また、重い犠牲者の多き、心痛む国である。
 アイヌ民族が、金や鉱山の鉄、刀の為に、殺戮と植民地化されゆく所は、よく似ている。このタスマニアも、資源(アルミニウム)の原料になる、ボーキサイト、スズ、タングステン、亜鉛、銅等々、金属島としてねらわれたように。
 人間の欲望の為に、世界中の民族は、多くの血を流す犠牲の上に、現在がある。どこの国にもある、アイヌ民族に、日本人の心のある人が・・・味方に居たりする様に、ここタスマニアにも、アボリジニーはもとより、白人の人達も・・・味方をして闘ってた。みどりの党の議員や、アボリジニー民族のジムさんは、素晴らしい人で、アボリジニー民族の救う為の手段として、まず、ノーアルコールの運動をした。
 アボリジニー民族の、女性のリーダーが、頑張ってる姿は、心打たれた。
 苦しみや、悲しみを超えてきたのに、笑顔が良く、笑って唄って踊ってる明るさに、心暖まる思いで、交流し、癒しに行ったつもり・・・が・・・癒された。
 友人の知り合いの、通訳や、アドバイスをしてくれた。日本人の女性、玲子さんにはお世話になり、分りやすく案内する、旅の不安を取りのぞき、楽しくしてくれた。
 「タスマニア」の海辺では、ワラビが生えていて、採ると、毒だからダメ!!ダメ!!と、言われた。この地では、ワラビは食べないんだ・・・と、採ったのを捨てた。日本人は食べるのに。・・・海辺に、日本船が見えた。あれは何でここに居るの・・・?と、聞くと、あれが日本船でウッドチップで、ユーカリの木を切ってはこんでいるのさ!!その言葉に、この地にも・・・なんで・・・と、心にズシンと、重いものが・・・のしかかってくる思いでした。
 海辺に、波打ち際に、アイヌ文様を、指でなぞりながら・・・複雑な心境の乱れは、指の文様もふるえていた。
 カナダでも(三菱、丸紅)と、木が切り殺された、自然破壊のひどさは、日本の運動家のミニコミ誌では、知っていたが・・・これほどまでに魔の手が伸びていたのかと・・・
 オーストラリア政府〜日本政府〜世界各地の大手企業進出と、破壊は続く。当時のノースフロレス社と、ポラル社の破壊行為はとどまるところを、知らない。
 日本船は、岸の彼方の波間にゆれていて・・・恥ずかしかった・・・

                            つづく


 アイヌモシリ一万年祭20周年

 一般今年は、20周年で・・・早いもので・・・私も年取ったなあーと、つくづく感じると、同時に、祭には世話になったなあーと、スタッフや仲間やの人々地元の人々に、足を運んでくださり、ありがとうございます。
 地元の商店や平取〜富川と買出しにお世話になりました。 
 差し入れや、カンパなど・・・心より謝礼を申し上げます。
 今年は、洪水の恐ろしさを感じ・・・日程を早めたので、参加者の足が乱れたけれど・・・それでも六○○人近く、イヤ「受付」もれを数えるともっとかなチェック?地元、ウタリの人のぞきお祭経費は、ガソリン税で赤字かな、準備期間中の不安を、事務局の女子スタッフが・・受付もれをして、赤字を防止してくれました。祭前に出した出費が戻り、+=−=0(プラスマイナスゼロ)で・・・赤字なしでよい祭でした。テントなどの地元とのカンパをして下された方に、紙面にて、お礼を申し上げます。
 来年は、地元やウタリ(アイヌ民族)以外は、ルールを守り、受付をして、楽しくお祭をしましょうね。
 2,000円で・・一週間遊べる還元する祭は、全国から見ても無い訳だから払って入場する人に対しても、少しは心を痛めましょうね。
 アイヌ当会は、どこからも基金や援助を受けてやっていないので・・自立をして、闘ってるアイヌ民族団体なので・・・みなさんの入場料(税)で、モシリ一万年祭は続いているので・・・宜敷(よろしく)ね。



 今年は、レラさんにいろいろな野菜の種や苗を買ってもらって自分たちの畑を作りました。畑をたがやしたり、肥料をあげて種をまいたりするのは、とても楽しかったです。
 種をうえてから毎日、野菜が少しずつ大きくなっていくのが、とても嬉しかったし感動しました。どんどん野菜は育つけれど、どんどん雑草も一緒に育ちます。けど私は外の仕事が嫌いなため全々、草抜きをしませんでした。ある日レラさんが散歩に行くと言って畑を見に行き帰ってくると両手に、いっぱいの野菜!!私が「すごーい」と言うとレラさんは「草むしりもしないで何なまけてんのー!!」と言われて慌てて畑に行き草抜きをしました。野菜が見えないくらいに雑草だらけ!!これは育つ野菜も育つわけないなーと思いました。それからは、午前中なるべく家事を早く終らせて2時間だけでも草ぬきをするようにしています。来年はちゃんと草ぬきをやって野菜を育てたいと思います。

               さかきさやか



 循環美人 (張 弛)(チャン イー) 

 気が巡る女は、いい女、   マガジンハウス 定価1,300円

 中国五千年の歴史に、裏付けられた、最強の健康&美容メソット”張式気功”女性誌で話題沸騰の美貌気功師、張弛(チャン イー)さんが日本女性に美と健康、そして開運の知恵を伝授します。
 

 イヨマンテ 熊の親子 ¥1000円  TEL 01457 2 2061
 アシリレラ



アイヌ民族は縄文人の知恵を受け継いでいる民族です。縄文人の知恵は一万年以上も生活を続けて来れたと言います。
 今の日本の主流文化は弥生文化とアメリカ文化だと思いますが、弥生文化には土地の権利を持つ文化と戦争で土地を奪う文化があり、今や地球が滅んでもおかしくないと言われます。それは2000年程度の歴史の中の話です。
 私達日本人には弥生人と縄文人が混ざり合って来た血が入っているので、今こそ北海道、日本に住んでいるからには、自然と神様と共存して来たアイヌ民族の(御先祖)先人の知恵を学んでみませんか。きっと、母親のように人間のみにくい姿を見続けてくれている地球も喜ぶ事だと思います。皆で仲良くしよう!!!
 縄文、アイヌの血の名残は隠し切れず動物の命を頂く事と食事を作ってくれた人に「いただきます」「ごちそう様でした。」とか、神様の話をするとか普段の生活にとけ込んで
残っているものです。
 神社(神道)文化もアイヌ民族文化からの名残の文化だそうです。
    ハリケン  レヘ(名前)
 



 《線路が、はずされる時、何を考えるか》?

 
 全国各地でも、同じ事が起きた。
 この線路の開発の為に、どれ程の犠牲になった事かその数は、何万人と言う(マクラ木の数程の死)・・・便利さと、豊さの文明の中に、私達は居る。
 今の若い世代には、考えもつかぬ歴史がある。義務教育には、教えず・・・知る由も無い。
 ドレイになった人々は、何の報酬もなく、使い捨てされて、逃げると、みせしめに同胞の手で、生き埋めにされたという。
 小学生の4年生の頃、父親に連れられてここがなあ、生き埋められたと言う。
 砂防ダムは、埋もれて、姿、形はなく・・その川沿いに、イナウ(御幣)を、立てて祈った。「タコ部屋」は、さぞかし冬は寒かったろうに!トンネルや橋桁に「埋められた魂」は、浮かばれますようにと願う。
 (アイヌ部落に逃げた人々は、助けられたと言う。)供養されず・・・隠蔽されゆく歴史はどこに・・・寂滅の思いで・・線路の上を歩く・・・
                  
                       アシリレラ]



一万年祭も無事終わり、二風谷もすっかり秋のやわらかな日射しになりました。
7月の先住民サミット、8月の一万年祭と行事も多く、移動の多い毎日、目下行方不明中のアイヌ犬の仔犬を捜索する日々です。
アイヌ犬は元々昔狩猟をする際にも共に山に入る犬ですが、山犬、狼に関して、幼い頃カリフトというところに住んでいた祖父から面白い話をききました。
明治時代には絶滅したという狼ですが、祖父が子供の頃はまだ山奥で狼の遠吠えがきこえていたということです。図書で読むアイヌの伝説も興味深く、アシリレラさんも、今でこそ一番山で強いカムイは熊だけど、もともとは山犬、狼であったと教えてくれ、そのユーカラもきいたことがあります。
日高や各地に、白い山犬の言い伝えや、犬(セタ)と名のつく地名や山がありますが、そのセタというのももともと狼のことで、ちなみに毛が白いということは、長く生きて、智恵豊でかしこいことをいうのだそうです。
狼というと西洋ではあまり良いイメージはありませんが古代はローマでも英雄が狼に育てられたはなしがありますし、人間の残忍さをおしつけられたのが本当の理由のようです。レラさんの友人、チェロキー族のシャーマン、シルバースターさんは、守権動物としての狼は、知恵持つもの、シャーマン、女性の守り手であり、家庭を守るシンボルであるとおっしゃっていました。実際の狼も、兄、姉にあたる狼が弟、妹にあたる狼の子守や世話をする、家族の結束がとても強い動物である事が知られています。
           
                (あおい、コンカネノンノ)

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